■シャンプーやトリートメントの選び方は?
毎日使うシャンプーやトリートメント。
あなたはどのように選んでいますか?
髪の毛は人から見たあなたの印象を決める大きな要素の一つ。
そんな大切な髪の毛をケアするグッズだからこそ、しっかりと選びたいもの。
そこで今回はシャンプーやトリートメントの選び方をご紹介します。
まずはシャンプーです。
ドラッグストアに行けば、10~20種類以上のシャンプーが販売されているでしょう。
このように、シャンプーの種類はさまざまです。
メーカーによっては「ボリュームが気になる人用」や、「しなやかな髪用」など、目的や効果が記載されているものがあります。
そのような情報を集め、自身の髪質にピッタリのものを選ぶと良いでしょう。
また、肌が弱く、荒れやすいという方は、自然由来の成分を含んでいるオーガニックシャンプーを試してみても良いかもしれません。
つづいて、トリートメントは先ほど選んだシャンプーと同じメーカーのものをオススメします。
なぜなら、ヘアケア商品は、セットで使われることを想定して開発されることが多いからです。
そのため、シャンプーとトリートメントは同じメーカーで揃えたほうが、ヘアケア効果も実感しやすいでしょう。
髪の老化防止 シャンプーリンスの選び方・使い方
最近は女性の方でも薄毛や抜け毛に悩む方が増えていますよね。薄毛や抜け毛にはシャンプー選びが実はとても大切なのです。私も妊娠中に薄毛に悩まされていましたが、シャンプーを変えただけで元通りになった経験があります。意識していませんでしたが、シャンプーが頭皮に与える影響はこんなにあるのだと驚きましたし、シャンプーによって全然違うことがわかりました。
毎日使うものなので、自分に合うシャンプー選びをしたいですね。
シャンプーの種類
●石油系・弱アルカリ性
市販で売っている大半のシャンプーがこれにあたります。こちらを使っている人はとても多いのではないでしょうか。なんといっても手に入りやすく、安価なところが支持されているポイントになるでしょう。他にも、泡立ちが良いなどが特徴としてあります。しかし、刺激が強く、皮脂を落としすぎてしまうという難点も挙げられます。
●石鹸系
こちらは環境に優しい成分でできているのが特徴で、一見頭皮にも優しいのではと思われがちですが、実は石油系と同じく洗浄力が強いので注意が必要です。髪は弱酸性なのですが、石鹸はアルカリ性なので髪を傷める原因となります。乾燥している人には不向きと言えます。
●アミノ酸系シャンプー
こちらは洗浄成分としてアミノ酸を使用しているので、他のものと比べ若干お高めです。
特徴としては、肌に優しく洗浄力が穏やかで潤い効果も高いことが挙げられます。なので、乾燥気味の人はアミノ酸系のシャンプーを選ぶのが良いでしょう。しかし、ボリュームが欲しい人にはふわっとした使用感はあまり感じられないかもしれません。
大まかにこの3つのシャンプーに分けられますが、アミノ酸系シャンプーの中にもボリュームを出したい人やハリコシを出したい人にも合うように作られたものもあります。なので、しっかりとそのシャンプーの特徴や成分を調べて、自分に合うシャンプーを見つけてみてください。
■シャンプーやトリートメントはどうおこなえばいい?
女性の見た目年齢は、髪の毛のよって変わってきます。
髪の毛の量が多く、ハリやコシがある髪質であれば、実年齢よりも若く見られることも多いでしょう。
そこで今回は、そのような髪質を保つためにやっておきたい髪の洗い方をご紹介します。
まずは、お風呂に入る前にブラシで髪を数回とかしましょう。
こうすることによって、髪に付いていたゴミをある程度取り除くことができます。
つづいて、髪をシャワーで濡らしていきます。
頭皮が濡れていないと、シャンプーが泡立たず、汚れが落ちにくくなるので、シャワーでよくすすぐようにしてください。
その後、シャンプーを適量手のひらに出し、少し泡立ててから頭皮につけていきます。
シャンプーの容器から頭皮へ直に付けるのはやめましょう。
そして、指の腹を使って頭皮をマッサージするように洗っていきます。
全体的に洗い終わったら、すすぎ残しが無いようにしっかりシャワーで流してください。
つづいて、髪の毛についている水分をタオルで少し取り除いてから、トリートメントをつけていきましょう。
トリートメントは頭皮ではなく、毛先中心に塗っていってください。
髪の毛のダメージが気になる方は、トリートメントをつけたあとに、タオルで頭部をパックし、時間をおいてから洗い流すと、よりトリートメント効果を実感することができるでしょう。
シャンプーのときと同様に、すすぎ残しがないようにしっかり洗い流してください。
特に生え際や、耳の後ろは洗い残しが多いので、念入りにすすぐようにしましょう。
正しい使い方
良いシャンプーを使っても正しい使い方をしなければ効果は得られません。しっかりと最大限のシャンプーの効果を発揮させてあげましょう。
①洗う前にブラッシング
髪が絡まると、摩擦などによってキューティクルが剥がれる原因になってしまいます。しっかりとブラッシングして絡まりを防ぎましょう。
②シャンプー前にしっかりとシャワーで洗い流す
これはとても大切で、シャンプー前にシャワーで汚れやホコリを落としてしまいます。ある程度の汚れはシャワーで落とすことができます。
③シャンプーを泡立ててから使う
④頭皮を動かすようにマッサージしながら洗う
指の腹で優しくマッサージをし、血行を良くして栄養分を行き渡らせましょう。
⑤洗い残しがないようにしっかりとすすぐ
■リンス、トリートメント、コンディショナーの違いは?
髪を洗う際には、シャンプーのほか、リンスやトリートメント、コンディショナーを使っている方が多いかと思います。
しかし、それら3つの違いについて
「違いは何なんだろう?」
と感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はリンス、トリートメント、コンディショナーの違いをご紹介します。
まず、リンスは英語で、日本語にすると「すすぐ」という意味です。
そのため、シャンプーのあとにリンスで洗髪するのが一般的。
リンスの多くは、髪の毛をコーティングするために使われます。
つづいて、トリートメントは髪の毛の質を柔らかくする成分が入っているもののことを指します。
トリートメントを洗い流す際に、
「あ、髪の指通りが良くなってる!」
と感じるのは、この成分のためです。
最後に、コンディショナーは髪の毛のダメージケアをおこなう商品のことです。
配合されている成分は、実はリンスとあまり変わりません。
しかし、その配合されている量や配分がリンスとは異なるのです。
なお、今回説明したリンスやトリートメント、コンディショナーの特徴は、メーカーやブランドによって変わってくる場合もあります。
■最近話題のオーガニックシャンプーって?
モデルや女性タレントのSNSなどで、オーガニックの料理や、オーガニックのコスメを見たことがある方も多いのではないでしょうか。
オーガニックの定義は様々なものがありますが、「化学肥料等を使わずに作られたもの」のことが多いです。
このようなオーガニック製品は、シャンプーにもあります。
それがオーガニックシャンプーです。
このオーガニックシャンプーは、肌が弱い人や、頭皮トラブルに悩んでいる人にオススメです。
オーガニックシャンプーは自然由来の成分が多く、肌荒れ等を引き起こしにくいと言われているからです。
また、ドラッグストアなどで販売されている界面活性剤が入っているシャンプーに比べて、洗浄力が低いのもオーガニックシャンプーの特徴です。
そのため、育毛に必要な皮脂を洗い流し過ぎることがありません。
オーガニックシャンプーというと、
「匂いが臭そう」
「泡立ちが弱そう」
と思われるかもしれません。
しかし、最近ではオーガニックシャンプーの種類も増えてきたため、あなたのお気に入りのシャンプーもきっと見つかるでしょう。
価格は、一般的なシャンプーに比べて高いことがほとんどです。
しかし、長期的な育毛の観点から考えて、オーガニックシャンプーを試してみてはいかがでしょうか。
■最近話題のボタニカルシャンプーって?
最近、女性のモデルやタレントなど、美意識が高い方たちのSNSで「ボタニカル」というワードを目にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
ボタニカルとは英語で「植物の」という意味です。
近年、ボタニカル柄のインテリアやファッションも流行しています。
それとともに、ボタニカルシャンプーも最近人気が高まっています。
ボタニカルシャンプーとは、植物由来の成分を含んだシャンプーのことです。
たとえば、保湿成分として、グリセリンやホホバオイルが挙げられます。
植物由来の成分が配合されているシャンプーというと、
「じゃあオーガニックシャンプーと同じじゃないの?」
と感じる方もいるかもしれません。
これに関しては、両製品の定義が曖昧なため、ハッキリと違いを書くことができません。
特に基準が定められているわけでもないのですが、ボタニカルシャンプーもオーガニックシャンプーも似たようなものという認識で良いでしょう。
つづいて、ボタニカルシャンプーのメリットですが、「肌に優しいこと」が挙げられます。
先ほども書いた通り、植物由来の成分を含んでいるため、他製品に比べて肌トラブルを引き起こしにくいと言われています。
そのため、シャンプーによって頭皮にかゆみが出た、フケが気になるという方はボタニカルシャンプーがオススメです。
しかし、植物由来の成分といっても、誰にでも合うというわけではありません。
そのため、肌に違和感があったら使用を中止しましょう。
■正しい髪の乾かし方は?
あなたは髪を洗ったあと、しっかりとドライヤーで乾かしていますか?
自然乾燥だったり、乾かさないまま寝たりすると、髪が傷んでしまう恐れがあります。
もしあなたが、頭皮のフケやかゆみ、髪の毛のパサつきなどに悩んでいるのであれば、もしかしたら、髪の乾かし方に問題があるのかもしれません。
そこで今回は正しい髪の毛の乾かし方をご紹介します。
髪を洗い終わったら、まずはタオルで水分を取り除きましょう。
このときタオルでゴシゴシ水分を取るのはNGです。
濡れているときの髪の毛は特に傷つきやすい状態。
そのため、タオルを髪に重ねて、ポンポンと手のひらで押して水気を取るようにしましょう。
つづいて、ドライヤーをかけていきます。
まずは前髪を乾かし、その後髪の根元を乾かしていきましょう。
こうすることによって、クセが出にくく、効率的に髪を乾かすことができます。
前髪や根元を乾かし終わったら、クセが出やすいと感じている部分を乾かしていきましょう。
後頭部の髪がペタンコになるのが悩みという方は、下を向き、後ろの髪を前に垂らしながら乾かすと、ふんわりと仕上げることができます。
また、速く乾かしたい方は、タオルを頭にかぶったままドライヤーをあてると良いでしょう。
このとき、頭皮とタオルの間に熱がこもって、火傷しやすくなっているため、乾かす際には注意が必要です。
全体的に水分が取れ、乾ききったら、最後にブラシで髪をとかして終わりです。
髪の毛の乾燥が気になる方は、ドライヤーをあてる前に、ヘアオイルや洗い流さないトリートメントをつけてから乾かすようにすると良いでしょう。