健康診断などで、血糖値、コレステロール、中性脂肪が高いと言われたことはありませんか?
実はこれらの三つは血管にダメージを与える三大要因なのです。
そして放っておくと心筋梗塞や脳梗塞になる可能性もあるんです。
そんな三大原因の一つ、中性脂肪について今回はお話します!
中性脂肪が増える原因とは?
一番の原因は『炭水化物や甘いものの糖質の採り過ぎ』です。本来糖質は私達が生きていく上で大切なエネルギー源です。
しかし加齢による筋肉量低下により、エネルギーが余り、中性脂肪として血液中に溢れ、その結果脂肪ができてしまうのです。
中性脂肪の難点
中性脂肪を気にされた方はわかるかもしれませんが、中性脂肪は『身体に溜まりやすく減らしにくい』のです。
しかも一番の原因と言われる炭水化物や甘いもの。なかなか減らしにくいですよね。
効率的に改善できる?食材とは?
キクイモって知っていますか?
キクイモは溜まりやすい中性脂肪を効率よく減らす食材なんです。
キクイモには水溶性食物繊維の一種『イヌリン』が豊富に含まれているんです!
イヌリンって?どういう役割をするの?
水溶性食物繊維の一種、イヌリンは糖質を包み込むことができます。それによって糖質が小腸にあまり吸収されず大腸に運ばれていきます。小腸に残っている糖はゆっくり吸収されるので中性脂肪になりにくいのです!
大腸に運ばれたイヌリンは腸内細菌のエサになってくれます。
しかも!悪玉菌のエサにはならず善玉菌のエサになってくれるのです!
乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が腸の中で増えてくれます。
そして善玉菌が作る物質が肝臓に働くと、中性脂肪を作るのを抑制するという効果があるのです!!
イヌリンを多く含む食材とは?
ここまでイヌリンについてお話してきましたが、イヌリンを多く含むキクイモって売ってるの見たことない!という人も多いのではないでしょうか。
野菜に多く含まれると言われるイヌリン。野菜が高騰している今、お手頃価格でイヌリンを摂取できる野菜を紹介したいと思います!
ちなみにキクイモは100グラム中18グラム、イヌリンが含まれています。
おすすめベスト3はこちら!!(100グラム中の含有量)
●たまねぎ(4.3グラム)
●ゴボウ(5.4グラム)
●ニンニク(12.5グラム)
ちなみにトマト、シシトウ、ナスも豊富に含まれていそうでしたが0グラムでした。
最後に
いかがでしたでしょうか?
たまねぎ、ゴボウ、ニンニクは色んな料理に使える食材だと思いますので、ぜひ日常に取り入れてみるのはいかかでしょうか。